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世界観

この世界の大半を占める存在は人外であり、人間のほうが少ない。
外見が人間から外れれば外れるほど美しいものとして扱われ、完全な人間は奇形として忌避されている。
完全な人間であっても法的にはなんら人外たちと変わりはないが、疎まれがち。

参考水準


奇形
1~3m前後、よく知られるヒト。100%人間の要素で構成されている
奇形寄り
ヒトに獣耳や尻尾、翼など少数の要素を足し引きしただけのもの。
ケモミミキャラや天使・悪魔型、単眼や多腕、多脚など。
通常水準
ヒト型の中でも完全な獣人や、ナーガや人魚に類する体の半分以上が人外の要素で構成されるもの。
サイクロプス、マーメイド、ワーウルフ、フェアリー、リザードマンなど、伝説上の存在や生物、クリーチャーの名前が連想されるようなものであればおおむね通常水準に該当するものとしてよい。
美形
ほとんどが人外の要素のみで構成される、または、完全に人間からは逸脱したクリーチャー型など。
羨まれるくらいに美形とされ、一般的に好ましい外見とされる。

個人的な趣味嗜好

あくまで世間一般的には人外のほうが美しく、好ましい外見とされているが、個人的な趣味嗜好として人間が好き、美しいと思っているなどは自由。

中心街

この世界において最大規模の都市であり、主な舞台となる。
それぞれ特色の違う5つの地区に分かれており、それぞれの地区の「顔」になるリーダーが存在する。
リーダーは法的な拘束力は何も持たないが、その地区においてもっとも実権を握っている大物であるため、場合によっては法よりも強い拘束力をもつ。目をつけられたくなければ、その地区の中においては、法よりも地区のルールに従うべきだろう。
中央地区
五つの地区はおおむね五角形に配置され、中央部分には巨大な塔が聳えている。
その塔の周辺のわずかな部分のみ、中立地区とされており、塔では各地区のリーダーたちが時折集会を開いたりしている。
公共治安地区[テミス]
  • 近未来的な設備に警察や軍などの施設が固まった国家権力の集中した地区
  • リーダーをはじめとして、多くのアンドロイドが存在している機械地区
学術地区[イデア]
  • やや荘厳、華美な街並みに宗教施設や様々な研究関連施設のそろった学術地区
  • 秘密裏に設立された巨大研究所を擁し、実は「0/ゼロ」「1/ワン」の製造元でもある
商業地区[エンプティオ]
  • 近現代的な街並みの裏を大きな犯罪組織が取り仕切る繁華街
  • 高層ビルが立ち並んでおり、ここで手に入らないものは命くらいだ、と言われるほど発達した商業地区
娯楽地区[爪紅街]
  • 技術こそ最新ではあるものの、和風・中華風折衷な建築様式が採用された歓楽街
  • 商業地区ほど販売されているものは多くなく、どちらかというと映画館やイベントホールなどの娯楽を提供する大型施設やスタジオが多い。
貧困地区[バニッシュ]
  • 放棄された建物や工場が群れを成し、人も物も、あらゆるものが最後に流れ着く先とすら言われるスラム街
  • 機能している工場と廃工場が入り乱れ、この場所ではあらゆる身分、出生が無視され、法すらまともに機能してはいない

中心街の外

中心街の外にはまだだれも手を付けていない土地が存在する。
小さなキャンプや街、集落は点在しているが、中心街を超えるほどの大きな都市は存在しない。

さらにその土地の外、未開の地を求め旅立った者たちもいるが、戻ってきた者はいない。
世界の外側、遥か地平のその先は未だ謎が広がっている。
一説にはほかの世界とつながっている……とすら言われており、時折出征不明、記憶喪失/記憶の混濁がみられる人物がふらりと現れるなどしている。

技術レベルについて

・近未来的で、SFと呼ばれるジャンルに値する。
・空中に浮かぶディスプレイや、ホバー移動する乗り物、瞬間移動装置なども存在している。
・AI技術が発達しておりほとんど人間並みの趣味嗜好や感情をもつアンドロイドもそんざいしている。
・発達したAIたち自身とその関係者の活動により、現在では特別に登録をすることで、AIにも人権を認める制度ができた。

能力について

・この世界の生物たちは人外から人間に至るまで、大なり小なり超能力を有して生まれてくる。
・能力はPSIと呼ばれる類のもので、発火能力(パイロキネシス)や念動力(サイコキネシス)という類のもの。自作してもよい。
・原則生まれてくるときに一つ能力を持つが、親世代の能力の掛け合わせによって両親とは異なる性質や傾向を持ったり、生まれつき二つ持っているケースなどもある。
・三つ以上持つ者もいるが、天然としては非常に珍しく、ほとんどは能力売買によるもの。
 >能力売買は合法・違法共に存在し、一般的に三つ〜四つが限界とされている。
 >己の許容量を超える能力を持とうとすると、身体が爆発四散し死に至る。
・ごくまれに突然変異で生まれてくる『変異能力者』というものが存在する。
 >『変異能力』とは、「他人の寿命や能力を奪う/与える」能力の持ち主のこと。
・アンドロイドやロボットにも特殊なコアを積むことで能力を搭載できる。

・能力の保有にはライセンス登録が義務付けられている。
・登録されていない能力の保持は違法で、処罰対象となる。
 >ライセンス登録は能力売買や能力の変化、当初認識していた性質との相違により、追加/削除/変更などが認められている。

変異能力について

・「他人の寿命や能力を奪う/与える」という能力の持ち主。
・遺伝系統などにあまり関係なく、突然変異としてしか生まれてこない。
 >両親が変異能力者でも、子供には遺伝せず、隔世遺伝して祖父母の代の能力が発現する。
 >子供の代で再度突然変異が起こるケースもあるが、非常に稀。
・この能力そのものも能力であるため、変異能力者を介した売買が可能。
 >ほかの能力に比べて扱いが難しいため、正しく能力がやり取りできず欠けることもある。
 (奪う与えるの一方しか使えない、寿命か能力の一方しか扱えない……など) 
・レアな能力であるがゆえに危険も付き纏い、隠したり手放したりすることも多い。
※以下一般には秘匿情報につき、知っているキャラクターを作る際は要注意
「0/ゼロ」「1/ワン」の材料は変異能力者

魔法や魔術について

・魔法や魔術、呪術と呼ばれる所謂オカルト的なものも存在はしているが、あまり一般に認知はされていない。
・魔力についてはあらゆる生命体が持つが、意識して使用するものは少数派。能力の発動条件とは別のエネルギー。
・アンドロイドの中には一部魔力を動力源とするものも存在しており、魔力を多く含む魔力水(燃料のようなものとして)の販売も行われている。
・異世界から来たと主張するものや、未知の技術を持つ者もなかにはいるが、あまり取り合われてはいない。

寿命について

・種族によって寿命が異なり、大まかな寿命については定期健診によって算出される。
 >特に本人によって伏せてほしいという希望がない限りは、直接本人に公開される。
・企業や組織が寿命を理由に待遇や合否を決めるのは法律によって禁止されている。

・他者の血肉を食べることで、寿命をちょうど半分にできる。
 >寿命がより長いものの血肉を食べることで寿命は長くなり、逆に、より短いものの血肉を食べることで寿命は短くなる。
 >食肉として提供されている特殊な肉にはこの効力を失わせるための加工が施されている。
 >人間や人外の肉については能力を利用して一部合意の上取引されることがあるため、高価ながら市場流通は合法。
 >販売の時には、未加工品か、加工済みかを分かりやすく明記することが義務付けられている。

・これを利用し、寿命に差がある者同士の婚姻において寿命をちょうど半分に分け合い、寿命をそろえることができる。
 >若年層には『究極の愛の形』として人気だが、否定的意見もある。
 >両者の合意があれば合法。書面を提出し、手続きを踏む必要がある。
 >より短命な種族を配偶者に選びこれを行うことは、寿命を縮めることになるので「親不孝」とされる。
 >より長命な種族を配偶者に選びこれを行うことは、長寿になるのでたくさんの親族の死を見続けることになり「不幸の始まり」とされている。
 >アンドロイドやロボットについては不可能。
 >金属生命体に類するものであれば可能だが、相手は金属を食べられる場合に限る。

・変動した寿命は相手の心臓を食べることで元に戻すことができる。
 >心臓、あるいは心臓にあたる核に該当する部分。生命維持の最も重要な部分を指す。
 >公式に手続きを踏み、宣誓と合意書面が交わされていれば殺人にはあたらない。
 >心臓を食べられた者は能力や種族としての性質など一切の例外なく絶命する。
 >特別な儀式/方法とされており、寿命をやり取りできる変異能力者の能力をもってしても、二人の寿命を戻すことはできない。

結婚などについて

・結婚は種族、性別を問わず可能。
・AIでも登録が行われており、人権が認められていれば結婚できる。
・同性や無性であっても、高額ながら遺伝子合成的な技術により子供を作ることはできる。
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