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娯楽地区 / 爪紅街(つまべにがい)

地区のリーダー:イドラ(別名:花扇) (担当:蟻沢粧)
イメージカラー:紅 / 朱

地区の外観

和風と中華風の中間のような外観をしたアジアンテイストな街並み。イメージカラーである朱色に塗装された柱や街灯などがよく目立つ。
木造の建築が多く軒を連ねており、どこか幻想的な雰囲気。
それらと外観をある程度揃えられているものの、他の地区にはない大型のイベント・コンサートホール、映画館、スポーツグラウンドなどの娯楽施設が多く、所謂芸能事務所なども数多く点在している。
また、一本路地を入ると花街が広がっており、風俗店などがずらりと並んでいる。
同時に、遊びに来た客向けのカフェをはじめとする飲食店が多くみられ、テイクアウトを実施する店や軽食の露店も目立つ。

地区に多くみられる産業 主な収入源

裏手に立ち並ぶ花街の収入がかなり多い。それと同時に、各種娯楽施設の利用料金などが主収入。
料理は和食や中華などが特に多く有名で、それはそれとして流行りの飲み物やデザートも充実している。
どちらかと言えば持ち歩きができるテイクアウト料理が好まれる傾向に多く、そういったテイクアウトものを食べながら休憩できる公園やベンチもあちこちに点在している。

地区に導入されている技術レベル

ハイテク文化に疎いリーダー故か、あるいは風情を好む地区の性質が故か、重要なやり取りについては書面が交わされることが非常に多く、文明的にはややほかの地区に後れを取る形になっている。
しかし、映画やゲーム、ホールの設備などの娯楽に関する設備、転移装置を含む各種交通網に関しては他の地区に引けを取らない水準。
街の外観に合わせるような形で装飾が施されている。

重要書類などについては未だにアナログ管理がされているのでコストはかかっているが、他の地区で横行しているサイバー犯罪に対する耐性はセキュリティレベルに反して強い一面も併せ持つ。

主に地区に住んでいる人々の人柄や生活

住民としてはさほど多くないが、アジアンテイストな建築や文化を好む住民が多く、なかでも遊び好きな住民などが多い。
少なくとも表向きは社交的であったり、派手好きで華やかな人々が多く住んでいる。
また、一部芸能事務所に所属している芸能人たちや、花街の嬢たちがそのまま地区内に住居を構えることも多く、華やかな外見な人も多い。
それと同時に、そういった場所での警備や裏方を担当する武闘派な外見の人も良く見かけられる。

ミヤビ楼(ミヤビ遊郭)

歴史ある花街の一区画。
区画内は高い塀と堀で囲われており、上部は瓦屋根で覆われているため、外側から見ればまるで一つの巨大かつ高層の建造物に見える。
町の一区画にも関わらず、ミヤビ「楼」の名で親しまれるのはこの為である。
門には常に守衛がおり、未成年や不審な者はミヤビ楼に入ることができない。
区画内には爪紅街でもトップクラスの高級店が揃っており、昔ながらの遊女屋も存在している。
区画内への武器や危険物の持ち込みは禁止されており、区画内で用心棒などの仕事をしている者や警察、鳳仙の構成員でない限りは門前で預けることになる。
また、代金を支払う財力さえあれば、身分や地位、種族による客への差別は一切無い。
遥か昔のことではあるが、かつては地区リーダーのイドラもミヤビ楼の花魁であったらしい。

爪紅街治安維持組織 / 鳳仙(ほうせん)


地区リーダー、イドラ直轄の治安維持組織。
元は性風俗産業の公正化、安全維持を目的とする組織だったが、現在はその活動に加え医療班としても活動している。
警察組織は別に存在するが、キングや地区リーダーの目に触れた凶悪犯罪は超法規的に鳳仙が取り締まることもあり、その権限は強い。
鳳仙に所属している者には給金が支払われ、福利厚生も充実しており、副業も自由。
更に、鳳仙には非常勤の職員も多く、日頃は遊女や商売人といった別の仕事をしつつ、緊急時にのみ医療班として召集される市民も数多くいる。
医療班として出動した市民には、日当が支払われるシステムである。
服装は自由でさまざま、いわゆる強面な集団で、態度こそ粗暴な者も多いものの組織ぐるみで悪事を働くことは無い。
また、鳳仙に所属しているにも関わらず地区に住む市民の安全や財産を損なうような悪事を働いた者には、キング及びクイーンによって強い制裁が加えられるとも噂されている。
このように良く言えば親しみやすく、悪く言えばまとまりのない組織と言えるが、地元住民には街の用心棒として慕われてはいるようだ。
また、現在の序列一位:キング、雷華(ライカ)は人間であり、このことに反発するものも少数ながら存在する。

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